第2回 JAWSUG千葉行ってきた


第2回 JAWSUG千葉

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  • 日時:2013/11/30 (土) 13:00 - 17:00
  • 開催場所:ハウスコム会議室
    千葉県市川市八幡2-16-6 内田ビル3階

まとめ

今の時代の荒波を乗り越えるには!

Skill 勉強会

Flexibility 情報の生成・交換、懇親会

Connection SNS

が大事

クラウドが持ち込んだ新しいルール

  • 行動力 > 資本力
  • サービス ≠ ソフトウェア
  • ストックビジネス → スピード重要
  • ハイボリューム・ローマージンビジネス

クラウドの変化を見逃してしまう理由

  • ソフトウェアとサービスの違いを理解できない
    飛行機乗るとき、エンジンメーカー気にする?会社を気にする?

SIに求められることが変わる

今までのSI 
チームを作る
間の会社が違うのでドキュメントで繋ぐ

  • 人が多いことが前提
  • コミュニケーション能力が重要なスキル
  • 人材バッファ

これからのSI 
クラウド型SI 
非常に小さいチーム 素早いデリバリー
* 作らない技術≒使う技術
 →組み合わせの知識

キーワードはハイブリッド


懇親会まとめ

懇親会二次会まで参加しました。
三次会はラーメンへ。さすがに退去しました。w

懇親会で各社インフラエンジニアさんたちとの会話

クラウドネイティブと言えども、オンプレミスのバッドノウハウは大事。
更にはこれからのクライドネイティブたちにオンプレミスのバッドノウハウを伝えていくことも大事

懇親会二次会にて

Amazonのマーケティングのやり方はノーライセンスなので、どんどん広めて活性化してください!!!(Amazon小島さん)
クラスメソッドでは技術ブログ発信は推奨している。上層部も情報発信しやすい社内の仕組みを考えてくれている。
ブログ発信する意味は自分が仕事をしている証明。報告書みたいなもの。(クラスメソッド植木さん)


アジェンダ

13:00 開場
13:00-13:15 入場、受付、スピーカー接続テスト、各種案内など
13:15-13:20 冒頭説明
13:20-14:10 (50分)

「駆け出しインフラエンジニアが独立するまでを振り返ってみた ~クラウド時代のキャリアの切り拓き方~」

  • ヴェルク株式会社 津久井 浩太郎さん @quarterkota

14:10-14:20 (休憩)
14:20-15:10 (50分)

「クラウドファーストへの道。クラウドがもたらした変化とこれから。」

  • アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 小島 英揮さん @hide69oz

15:10-15:20 (休憩)
15:20-16:00 (40分)

「クラウド専業SIerになってみた」 注)Redshift Girlsは登場しません

  • 株式会社サーバーワークス 大石 良さん @ooishi

16:00-16:15
参加者/登壇者の交流タイム
16:15-16:50 ライトニングトーク!

16:15-16:25
「滾るAWS構成のビフォーアフター」佐々木きはるさん
16:25-16:35
「re:Invent2013 参加レポート(仮)」奥沢 明 さん
16:35-16:40
「エンタプライズ向けの監視のお話」TSB KAZUKI さん
16:40-16:45
「S3のログのお話(CloudTrailじゃありません)」得上 竜一 さん
16:45-16:50 アンケート記入
※今後の運営の参考のためぜひご協力ください
16:50-17:00 締め/撤収
17:00 閉場


13:20-14:10 (50分)

「駆け出しインフラエンジニアが独立するまでを振り返ってみた ~クラウド時代のキャリアの切り拓き方~」

  • ヴェルク株式会社 津久井 浩太郎さん @quarterkota
    参加者のほとんどエンジニア
    インフラエンジニアは少ない(2割くらい?)

津久井氏はインフラエンジニア
一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA) 技術アドバイザー
JAWSUG東京副支部長

好きなAWSサービス S3、RDS
好きなCDP CloudHubパターン

シンガポールリージョンで会社のHPを立ち上げてた

ITコンサルタント時代

  • 完全なるWF型でPJをやってた
  • インフラ畑でPGはそんなにやっててない
  • 勉強会はベンダーのセミナーと考えていた(イメージが良くなかった)
  • 安定志向

ハードウェアレイヤー
バッチ処理のピークにどれくらいサーバリソースが必要なのかをメインに検討していた。(空きリソース)
ラックの重さをどれだけ軽くするかに注力してた

OSレイヤー

ミドルレイヤー

Skills

  • 偶然でも必然でもいい
  • IT業界での流行もひとまず置いておく
  • 自分の思いが込められば良い
  • 一度選んだらがむしゃらにやる
    泥臭いインフラの仕事も間接的に生きている。
    まだクラウドに行っていない企業の方は泥臭い話が好き
    クラウドでは無駄なスキルや知識はたくさんあるが、実はこれからクラウドに

そのうち意識が変わってきた

  • 会社のカンバンを外した時、自分には何が残るのか?
  • 今の単価のうち、いったい何割が本当の自分の価値なのか?
    次第に環境を変える決意へ!

ネット広告系ベンチャー

  • 同期の誘いを受けて転職
  • インフラだけでなくPMや営業にも取り組む
  • PJの規模は小さいがスピード感がダンチ
  • OSS万歳

仮想化技術、AWSとの出会い

  • サーバリソースの無駄を気にしてた(Xen,KVM等)
  • KVMベースで集積度の高い環境を社内だけでなく受託案件で(プライベートクラウド)
    当時、日本語環境がほとんどなかった

出来立てのJAWSUGに出会う

Connections

  • 面白そうな人をとにかく探す
  • 直近の仕事に結びつける必要はない
  • SNSはフル活用

ソシャゲー絶頂期へ

ヴェルク設立

  • 自分たちを信じてくれるお客様の存在
  • AWSによりIT資産を持たずに事業を開始できるメリット

ヴェルクの目指すビジネスモデル

受託開発→自社サービス事業→受託開発
受託開発はコアビジネス
 →納期という製薬の中で技術とビジネス力を養う
自社サービス事業
 →労働集約型からの脱却

新たなお客様をゲットし→受託開発

AWSはPaaSレイヤーのクラウド事業者に

コモディティ化した作業の多くをAmazonが提供

アマゾンのシステムのHDが飛ぼうが関係ない

Amazonに仕事を取られた?

AWSに貰った時間の使い道

付加価値の低い時間帯を捨て去っていい!
その時間を活用する!!!

  • ITコンサルティング案件への注力
  • データマイニングの学習・検証
  • 自分への投資

Flexibility

  • 常に環境は変化することを前提
  • コモディティ化・陳腐化することを見越して新しい種を探し続ける

数年のうちにIT業界に彼らが来る

  • 今のIT業界の激変を知らない世代
  • サーバの実物を見たことのない世代
  • ガラケー?なにそれ???という世代

タブレットネイティブとかいま普通にいる

クラウドネイティブ

大学でも平気でAWS使ってる

まとめ

キーワード3つ

プレジでプレゼンしてた。


14:20-15:10 (50分)

「クラウドファーストへの道。クラウドがもたらした変化とこれから。」

  • アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 小島 英揮さん @hide69oz

アマゾン
エヴァンジェリスト等がいるようなエッジが効いた会社にいた
小島さんはJAWSUGのステッカーを配るのが仕事
FxUGを設計し、それをAWSにも取り入れた

クラウドへの興味のきっかけ

  • クラウド化する世界(書籍)
    自家発電が当たり前だった時代の終焉
    転職の機会があったらAmazonのようなクラウドをやってるところに行こうと思った

Day1Dec 1st, 2009 
AWSJの日本の第一号

クラウド = ITの黒船?

違和感がある
100%賛成だが、恐れおののくことに違和感がある。

クラウドファースト時代
まさに維新
クラウドファースト=”ガラガラポン”の到来

大きい仕事をするには大きい会社(資本力)が大事だった
クラウドだとキャッシュ・フローが小さくて済む

AWSクラウド誕生秘話

ECサイトのITリソースがクリスマスがピークで無駄になるのでAWSが始まったのは都市伝説
アマゾン内のビジネス課題を解決するために生まれた環境がAWSをクラウドの起源
細かい粒度で会話しすぎてるからAPIで会話しろ!(ボス) 
どうやってプロビジョニングするの?(ハードウェアの需要予測)

クラウドの世界のITリソース

ピークを考えるのが鉄板
→だが間に合わない、無駄があるなど問題が出る

アマゾン内でのAWSクラウド利用例

  • 2010年10月からAmazonのITリソースがAWSに移行完了
  • Kindleではサーバ側で画面生成(レンダリング)しブラウザで高速表示(Kindleのハードが高くなくていい)
  • アフィの計算処理(締め日に大量にリソースが必要になる)

本来の業務に集中

  • 従来型のインフラ
    本来の業務は一日の3割くらい。
    あとは待ち時間とかいろいろな無駄な時間
  • AWS利用によるクラウドインフラ
    従来の業務を7割
    クラウドの管理3割

ITインフラがビジネスのBlockerから

アップデートが早い!(今年は200以上)
早すぎて中の人も辛い

規模の経済
早くやってたくさんキャッチアップしてるところが強い

AWSは売上を公表していないのでデータは推察

仮想サーバ(EC2)
クラウドネイティブサービス(ストレージ、DWH、Hadoop)

お得なお鍋セットを作ってる

メジャーな運用パターンがわかると機能やサービスとして提供している

「カイゼン」アプローチ
「イノベーション」アプローチ

スタートアップでもAWS利用が盛ん

コイニーもAWSを使用してスタートアップ
PCI DSSを短期間で取得

ビッグデータ活用でもAWS利用が増加

10億皿以上の寿司のデータをクラウドで解析
廃棄率などなどを分析

WordPressも一発起動

Amimoto
デジタルキューブ
高速WordPress環境

クラウドにおける破壊と創造

  • イノベーションのジレンマ(参考書籍)
    成功体験が成功の邪魔をする
    →即買った

数字が示す、従来型ビジネスの破壊

  • IT投資は横ばい
  • クラウドは右肩上がり

伸びる市場の一方

IBMはやめたい
富士通もMSに譲渡したい

従来のやり方
ハイマージンビジネス

クラウドはローマージンビジネス

Amazonからするとマージンコントロールしやすい

クラウドが持ち込んだ新しいルール

  • 行動力 > 資本力
  • サービス ≠ ソフトウェア
  • ストックビジネス → スピード重要
  • ハイボリューム・ローマージンビジネス

クラウドの変化を見逃してしまう理由

  • ソフトウェアとサービスの違いを理解できない

飛行機乗るとき、エンジンメーカー気にする?会社を気にする?

サービスオペレーター
構成部品
→どっちが重要?

AWSクラウドは何が違う?

  • 薄利多売
    オンデマンド、リザーブ、スポット 
    →航空会社の搭乗率を上げるチケットモデルと一緒
    小島さんはスポットインスタンスに驚いた

顧客ポートフォリオ 
AWSはワールドワイドで使われる

  • 顧客志向

フィードバックループ 
200を超える機能追加・新サービスをリリース
新サービスは顧客の声

  • エコシステム

クラウドを軸に新たなエコシステムが創造

  • ソフトウェアアプライアンス化してハードウェアアプライアンスメーカーがクラウド対応始めた
    BIG-IP
    LUNA
    Steelhead
    ※MarketPlaceにある

  • パートナーエコシステム

  • ユーザーコミュニティ

JAWS-UG設計のポイント

コミュニティ拡大のトライアングル

勉強会 Skill
情報の生成・交換
懇親会 Flexibility
SNS Connection

集まりやすい粒度
eJAWS
情シス部長さんの集まり
iJAWS
インターナショナルJAWS


15:20-16:00 (40分)

「クラウド専業SIerになってみた」

株式会社サーバーワークス 大石 良さん @ooishi

大学合格発表

サーバワークスは6割シェア
今の時代はほとんどの人が合格するためそれを一覧には出せない!

社内サーバ購入禁止令

AWSがすごいので試してみた

日赤

日赤サイトをCloudFrontへ
FTPで更新アップデートがあるとAPIで差分更新するようにした

義援金受付システム
新たなオーダー
センシティブなデータがなくならないようにRDSへ
5分以内だとデータ戻せる
シンガポールリージョンで動いていた(東京リージョンはあったけど電源供給がどうなるかわからないため)

2009年からAWS一本

SIerは死ぬの?

厳しいのは本当っぽい

AWSでSIオワタ!

AWSでハードがいらなくなる

ソフトもAWSを使えば流通がいらなくなる

ユーザ企業が自分でシステム構築できてしまう

SIオワタ

仮説からActionへ
仮設
ユーザー企業がAWSを調達する

有料ユーザーが増えない

大失敗の理由

  1. タイミング
    AWS

  2. 仮設そのもの
    コントロールを取り戻したいと勘違いしてた

世の中は予測不能

ロードマップを書くことは出来ません
しかし智慧を磨くことは出来ます

適応マネジメント

新しい技術を安全に使うための保険
迅速に対応できる

導入支援サービスで収益化

米国のクラウド利用者が必要としてるサービストップ3

  1. インテグレーション
  2. 保険
  3. ガバナンス(統制)

SIに求められることが変わる

今までのSI 
チームを作る
間の会社が違うのでドキュメントで繋ぐ

  • 人が多いことが前提
  • コミュニケーション能力が重要なスキル
  • 人材バッファ

これからのSI 
クラウド型SI 
非常に小さいチーム 素早いデリバリー
* 作らない技術≒使う技術
 →組み合わせの知識

AWSの料金とSalesforceで管理
ビジネスの見える化
ROI

共通のメッセージ 
モバイル ワークスタイル
M2M(IoT) イノベーション

国内企業はなにやるべきか

  • ユーザ企業
    AWSやSalesforceを使ってるユーザ企業に勝てない

  • オンプレ vs クラウド

期間を長くすればオンプレの方が安い

クラウドユーザに勝てない

クラウドユーザは使ってないユーザの2倍稼いでる

SIerはどうすんだ?

ハイブリッドへ


16:00-16:15
参加者/登壇者の交流タイム


16:15-16:50 ライトニングトーク!
16:15-16:25
「滾るAWS構成のビフォーアフター」佐々木きはるさん
@bump_of_kiharu
初めてのLT

千葉團のロゴデザインした


16:25-16:35
「re:Invent2013 参加レポート(仮)」奥沢 明 さん
@tsuufuu

コスト最適化ツール
ログ解析
統合管理
移行ツール
開発環境管理

一言でいうと
もりだくさん


16:35-16:40
「エンタプライズ向けの監視のお話」TSB KAZUKI さん

初LT
@TSB_KZK

NewReic


16:40-16:45
「S3のログのお話(CloudTrailじゃありません)」得上 竜一 さん

CloudTrail
S3がない

S3をログをawstatsに読ませると捗る

S3だけでWebビーコン
スモールスタート

S3のログはBest effort

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JAWS-UG 千葉 Vol.2 を開催しました
JAWS-UG千葉支部第2回勉強会を開催しました。